地中海のど真ん中・サルディーニャ島の小さな町で、行き当たりばったりの生活を送っています。

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モップスリッパが欲しかった訳

日本から遊びに来てくれた、Sちゃんのお土産のモップスリッパ

これがほしかった!

こんな便利なものないよねぇ。

なぜこれが欲しかったかというと、赤ちゃんが生まれたら家を借りて、シーズンの間だけでもそこに住むことにしたからなのだ。


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赤ちゃんの出産予定日は6月27日。
普段は、ホテルの下にあるプライベートスペースで生活してるんだけど、さすがに満室が続く7月から9月にかけて、そこで赤ちゃんと暮らすのはやめたほうがいいんじゃないかと考えたわけ。

だって、赤ちゃんは3時間ごとに泣くだろうし、夏の従業員のうちの何人かは赤ちゃんが寝てる部屋の近くに寝泊りするようになるから、朝早くから夜遅くまで人の出入りの音がするだろうし、きっと赤ちゃんも私もゆったり過ごすことができないと思うんだよね。

で、家を借りたら、もちろん日本式に土足禁止にしたい。でも、きっと赤ちゃんの世話でワタワタして、掃除なんか頻繁にできない。さらに、毎日のように誰かが赤ちゃんを見に来て、きっと日中は賑やかになると思われる。

それなら、ついでにみんなで床掃除をしてもらう! という魂胆なわけ。

いいアイディアでしょ?





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4 Japanese girls in Villasimius !

こんなサルディーニャの僻地に、日本からSちゃんとその仕事仲間の、合計4人が遊びに来てくれた!

私がまだ20代前半のペーペー社員だった頃、Sちゃんは大学生のバイトで入ってきて、その頃からのお友達。みんなステキな「女性」なんだけど、どうしても「女の子」と言ってしまいたくなるほど、若々しくてはつらつしている。しっかりしたキャリアを持って、仕事も人生も十分楽しんでます!っていう華やかな雰囲気があふれ出ている。

・・・う・・・うらやましい・・・。

Sちゃんとは、今年のお正月明けに日本で会ったばかりなのに、もっと長いこと会ってなかったような気がする。

彼女たちの滞在はたった2泊3日。雨は降らなかったけど、曇りだったり風が強かったりで、ヴィラシミウス最大の魅力のビーチを堪能してもらうことができなかったのが残念だった。

さらに、もっと残念だったのが、1ヶ月も前からオーガナイズしていたコブタの丸焼きディナーが実現されなかったこと!

本当に、彼女たちがサルディーニャ旅行を計画し始めた時からすぐに、レストランを経営するお友達のミケーレに、日曜日の夜8時からサルディーニャの郷土料理100%のディナーをお願いしていた。彼も張り切ってコブタをオーダーしたり、メニューを考えたりしてくれていたのに。2日前の金曜日に「あさっての8時に日本からのゲストがレストランに行くから、ディナーよろしくね。」と念を押したのに!

当日午後に再度確認の電話をしたら、「ええっ!今日? 何で昨日念を押してくれなかったの? もうコブタの丸焼きする時間がないよ。今日は無理。明日にできない?」

・・・・・は? このおじさんは何を言ってるんだ? 一瞬、何がどのようにして話がおかしくなったのか全く理解ができないくらいだった。とにかく、ミケーレは100%イタリア人だったって事であきらめるしかなかったんだけど、もう、せっかく楽しみにしていた彼女たちに申し訳なくて申し訳なくて。


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実は、Sちゃんはステキなお土産を持ってきてくれたのだ!


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私がリクエストしたモップスリッパ!
これが欲しかったんだ~。 その理由はまた今度ね。

それと、


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文明堂のカステラどら焼き!


日本のふわふわスポンジとアンコが食べたくて食べたくて、夜も眠れないくらいだったのが、ようやく解消されました。Rikiにちょっと味見させてあげただけで、全部1人であっという間に食べちゃった。ふふふ。すごい幸せ~!
これで当分、ふわふわお菓子の夢は見ないと思います。

さらに、生まれてくる赤ちゃんに、コムサデモードのステキな和風のお洋服をプレゼントしてもらった!


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スイカの柄がかわいい!




滞在は、たった2泊3日。
あまり天気に恵まれなかったけど、アクティブに動き回っていた彼女たち。

サルディーニャを楽しんでくれたかしら・・・


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そうそう。
彼女たちの訪問で、大発見をしたんだけど、イタリア人の食べる量って日本人の食べる量よりはるかに多いのね。
もうこちらの食べる量に慣れてしまった私は、あまりにも4人が少量しか食べないので、「美味しくないのかな?」とか、「口に合わないのかな?」とかちょっと心配していた。

でも、その後はっと気がついた。

そうか!日本にいた頃は、きっと私もこれくらいしか食べていなかったんだ!それが今はイタリア人並に食べられる大きさの胃袋になってしまったから、体重が増えるばかりで一向に減る気配がないんだ!

ちょっとした驚き・・・。



こんなにたくさんの日本人をヴィラシミウスに迎えたことに興奮していたのか、知らないうちに私は無理をしていたらしく、彼女たちがヴィラシミウスを離れたとたんに、どっと疲れが襲ってきてそのままベッドイン。その次の日も、気温が上がる時期に必ず患う低血圧がたたって、丸一日ベッドで過ごした。

それほどうれしかったんだなぁ。自分でびっくり。

さらに別の悲劇も待っていた。
というのは、ほら、日本人の女の子ってみんなかわいいんだよね。なんていうんだろう。ファッションとかお化粧とか髪型とか、かわいい。さらに、みんなが話してるのを聞いてると、まるで小鳥が話してるみたいで、かわいいったらない。

常々、おしゃれという言葉を忘れて、めがねで過ごしている私。
でも、せっかくおしゃれな日本人の女の子が来てくれているときくらい、私も少しは・・・とがんばって3日間コンタクトレンズをしていた。それが最終日、風が強かったせいもあって、コンタクトが目に張り付いてしまい、なんと夜には左目が真っ赤に! もちろんヴィラシミウスに眼科医なんかいない。・・・これは、根気よく治していかないと・・・。






次は誰がこの田舎の町に遊びに来てくれるかなぁ・・・。
やっぱり日本語が話せるっていいなぁ・・・。




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胎動が変わった

2011年5月7日 32週5日目



ちょっと前まで、ポコポコ手足を動かしてお腹を蹴っていた赤ちゃん。

それが最近、動き方を変えた。

今は、グルーン、グルーンと体を回転させているみたい。お腹をペロンと出してその様子を見ていると、波打つように激しく動いている。それも、ミゾオチやあばら骨のあたりから、股関節のすぐそばまで、お腹全体をフルに使って動き回る。

まるで映画のように、エイリアンが育っているみたい。

時にはあまりにも元気に動きすぎて、あばら骨や膀胱付近に痛みさえ感じる。そういう時にはきっと、お腹の中でぐるっと大回転をしているんだよね。



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この変化を感じ始めてから、自分でもお腹の位置が下がってきたのを実感する。胃のあたりに手を置くと、以前は胸の真下からボッコリお腹が張り出していたのに、今ではその起伏がなだらかに。

ずっと前から、「お腹の位置が低いね」って言われていたけど、自分では「そうかな?」って程度にしか思っていなかった。でも、今ははっきりとその違いがわかる。

出産経験者からは、「今まで以上に気をつけなさい。無理に動いたりしちゃ絶対ダメ。そうしないと早く生まれちゃうからね。」ときつーく忠告されている。

毎日バーにコーヒーを飲みに来る人たちが、毎日のように「今日もまた大きくなってる!」とみんな驚く。本当に、日々大きくなっているのが目に見えてわかるほど。
もう、ちょっとの間でも仰向けで寝るのは不可能。そうすると、胸から肩の辺りに圧力がかかりすぎて、すぐに痛くなってしまう。


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はあ、うれしい変化だけど、赤ちゃんと一心同体を楽しんでいられるのもあともう少しなんだ・・・と思うと、なんだかさびしいなぁ。

あと1年くらい、一緒にいたいなぁ・・・。



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ウエスト100センチ突破!

2011年5月2日 32週0日 9ヶ月目突入! 



やりました!

ウエスト100センチ越え!!

次の日、あまりにもお腹が苦しくて、腹帯を丸一日しないでいたら、その夜104センチになっていた。やっぱり、よっぽど苦しい時でない限り、腹帯はしておいたほうがいいみたいね。そうしないとどんどんお腹が出てきて、おへそ周りの皮が突っ張って痛いもん。

でもね、だいぶ前に胸に見つけた1本の妊娠線の後、全く妊娠線ができてないんだよ。すごいでしょ。アーモンドオイルのおかげかな。いや、もともと太りすぎていたから、皮の延びに余裕があるのかも。だって今の所、妊娠前の体重よりたった1キロ増えただけなんだよね。それで、体調ばっちりなんだから。

お腹が大きくなるにつれて、左足の太ももの外側のしびれがどんどんひどくなってきてる。1ヶ月くらい前からなんとなく変な感じがあったんだけど、最近はもう常にしびれて感覚がない。

それに、腰痛が酷くなってきて、変なときに突然グキッと激痛が走る。家でならいいけど、買い物に行った時などの出先でこれに襲われるのが怖い。


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母になる前に、色んな試練が待っているのね。
これに耐えて、初めて肝っ玉母さんになれるんだわ。きっと。

ママは、ボクのためにがんばるからね。
だからボクも、がんばってギ私のお腹の中で元気に育ってね。



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うれしい言葉

2011年5月1日 31週6日目 8ヶ月目の最後の日 


もう5月! 明日から、9ヶ月目突入!!
早いなぁ~。


あと数週間で、従業員がぐっと増えて、グリルレストランをオープンさせて・・・と、すでに頭も体もフル回転状態のRiki。今日も、朝からピリピリしていた。

相反して、日本のママちゃんが作ってくれる卵サンドイッチが無性に食べたくなった私は、1時間もかけて丹精込めてサンドイッチを作り、テーブルに並べて自己満足の世界に浸っていた。


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たくさん作ったサンドイッチを食べ終わって、ゆっくりタバコを吸っているRikiに、「今年の冬は数週間のホリデーを取って、赤ちゃんとゆっくり過ごそうね。」と私が言ったら、「赤ちゃんがいて、ゆっくりできると思う? 毎日が嵐だよ・・・」とRiki。

「赤ちゃんがいて、私たちは幸せなカップルで、家族で幸せな時間を満喫しようねって言ってるの!」と私も負けじと切り替えした。(←もちろん、無理やりにでも同意させたい)

ちょっとの沈黙の後、魂が抜けたみたいに遠くを見つめているRikiが突然、「You will be a good mother, I know, I can feel...」(いい母親になるよ。わかってる。そう感じる・・・)とポツッと言った。


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あまりにも突然で、さらに、ほめ言葉とか甘い言葉とかを全く言わないRikiからそんな言葉を聞いて、ちょっと戸惑っちゃった。

私もちょっとワタワタしながらも、「Rikiもいいパパになるよ。私たち夫婦はすごくいい関係で、赤ちゃんと3人でいい家族を築いていけるよ。これってすごく幸せなことだよね。」って言ったら、Rikiは何も言わずうなづいていた。


kitTOPs3[1]



そのすぐ後に、午後の休憩に行ったRiki。

柄にもないことを言われると、うれしさ以上に不安になっちゃうじゃない。
もしかしてRiki、死んじゃうの? これが最後の言葉になっちゃったりするの? とか。



ま、数時間のお昼寝のあと、ちゃんと起きて来ましたよ。
ご心配なく・・・





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プロフィール

Blu Marlin

Author:Blu Marlin
2001年9月30日、オーストラリア・シドニーへ。その後、2006年10月3日からイタリア・サルディーニャ島へ移住。現在は、この島の南東端のVillasimiusという小さな町で、Bed&BreakfastとBarとGriglieriaを経営。

HOTEL BLU MARLIN
私たちのホテルのサイトです。
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